電子工学とハイテク産業 Electronics and Hi-tech industries

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  • Plus
  • General characteristics

室温・湿度条件の制御により以下のことが可能です:
• 機器を破損する恐れのある放電のリスク除去;
• 生産プロセス制御の向上;
• 職場の安全性の向上;
• 職員の快適性の向上と、それに伴う注意力の向上;
• 断熱システム使用による空調負荷の低減と、それによる省エネルギー

電子工学およびハイテク産業では、正確な空気の湿度制御が不可欠です。
相対湿度が40~45%の乾燥した空気は不良導体なので、静電気が蓄積しやすく、静電荷が数千ボルトに達する場合もあります。特定の条件では、静電放電が起こって電子部品が損傷し、製品の故障を引き起こす可能性があります。これはこの分野における主要な問題であり、特にコンポーネントのサイズが微細になるとともに放電の可能性が高くなります。
空気湿度を制御範囲(相対湿度約55%前後)内に保つことで、空気自体が放電自然導体となって、静電気をアースへ放電し、静電荷の蓄積を防ぎます。
同様に重要なのが、酸化など多くの化学反応の速度が、温度と湿度に依存し、その結果、それらの値は非常に正確な範囲内に維持する必要があるということです。また、製造プロセスの特定の段階、特にはんだ付けでは大量の熱が発生し、かなりの温度上昇と、相対湿度の局部的な低下をもたらします。
生産プロセスにおける正確な操作と製品の品質、ならびに職場の安全を確保するために、システムは正確な空気温度と湿度の制御を確実に行う必要があります。
負荷が低い場合は蒸気加湿器、高い場合は断熱加湿器が一般的です。
後者は、水を非常に微細な液滴にして噴霧し、同時に蒸発させることで空気を冷却する、非常に高度な機器です。これらの製品は省エネルギー性が優れていると共に、空調負荷を低減させるので、機械や設備が大量の熱を発生する環境では非常に有用です。また、脱イオン水を噴霧することにより、気流で運ばれる鉱物ダストの量が最小化されます。

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