印刷産業 Printing industry
- Plus
- General characteristics
印刷業界における空気湿度制御は、以下のことのために必要です:
- 湿度の変動による紙や吸湿材の変形を制限;
- 紙同士が張り付く静電気の蓄積を減らす;
- 機械の正しい動作を保証し、ごみを減らす;
- 完成品の品質を向上させる
印刷業界において、空気湿度の正しい制御は、プロセスの効率化を保証し、機械の停止時間と材料の無駄を減らし、完成品の品質を向上させます。
紙は吸湿性で、湿度の変動に大変敏感な材料です。空気が乾燥しすぎていると、表面は収縮し、中心部には湿気が残ります。結果、紙は変形し、反り返って機械の正しい稼動を阻害します。色付けのプロセスでは、紙のサイズが変わるとセンタリングにエラーが生じ、 色の位置ずれにつながります。
空気の乾燥がもたらすもう一つの問題は、紙が引き出される際に生じる静電気です。通常の新聞を印刷する印刷機で、実に 2,000,000 ボルトに達するのです! この現象は紙の静電癒着をもたらし、引き離すために製品を破損するリスクが生じます。
相対湿度を50~60%に保つことで、紙の変形や波打ちを制限し、静電気の蓄積を防ぐことで、ごみを減らし、一定の生産性を保証することができます。
CARELは40年の経験から、様々なスチーム式および断熱式加湿器を提供しています。特に、断熱システムは最新鋭の技術であり、湿度制御と冷房を同時に行い、エネルギー消費を最小にすることができます。水を無数の細かな水滴にして噴霧し、自然蒸発で空気中の熱を奪うことで冷房します。この技術は、機械が大量の熱を発する印刷業界では特に有効です。また、これらは水1リットルを噴霧するに当たり4W(通常のスチーム加湿器の約1%)しか要しない、省エネルギー型システムです。