蒸発式冷却 Evaporative cooling
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- General characteristics
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蒸発式冷却システム:
- 環境への負荷が非常に小さいグリーンソリューション;
- 省エネルギー: ランニングコストの大幅な削減;
- 冷却コイルとチラーの容量が大幅に縮小;
- エアハンドリングユニットへの空気供給の冷却と加湿を行うDECテクノロジー;
- エアハンドリングユニットの熱回収における、冷却のみ行うIEC テクノロジー
蒸発冷却は、空気を冷却するために水の蒸発を利用するプロセスです。液体から気体へ変化において空気からエネルギーを吸収するため、空気は結果的に冷却されます。
エネルギー消費量が非常に低い蒸発冷却システムは環境に優しく、エネルギーを節約します。1時間当たり100kgの水が蒸発することで、約69kWの熱を吸収しま、その際のエネルギー消費は1kW未満です。直接蒸発冷却(DEC)には、エアハンドリングユニットの空気取り入れ口での冷却と加湿が含まれます。この技術は、外気が高温で乾燥している場合特に有効です。
逆に、外気の湿度が既に高い場合は、間接蒸発冷却(IEC)が利用できます。この技術は、クロスフロー熱交換器や回転コイルを通過する前に排気をできるだけ冷却する断熱式加湿器のテクノロジーを利用しています。この熱回収ユニットは、入ってくる新鮮な空気を冷却しますが湿度に変化は与えないので、二つの気流は決して交じり合うことはありません。
この技術の効率は、熱交換器の種類に依存しており、容易に50%を超えます。
エアハンドリングユニットにDECやIECシステムを備えることはランニングコストを大幅に削減し、冷却コイルとチラーの容量を大幅に縮小できます。
CARELは幅広い流量レート、操作モードの多様なソリューションを提供しており、エアダクトにも、空調スペース内での冷却/加湿を直接行う用途にも設置できます。
これらは、広範囲の用途に使用することができる洗練された、非常に汎用性の高い高効率のシステムで、ホテル、オフィスや病院での快適性を向上させます。産業用途での温度と湿度の制御により、特に機械が大量の熱を発生させる産業、例えば繊維、木材、タバコや電子機器、最終的には屋外の冷却システム作成などの、作業者の快適性と製造プロセスの安定性を共に向上させます。